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marginalnotes

学んだこと思い立ったことを勢いだけで書く

上司の役割など場の空気を作ることと決断し責任を取ること以外にない

たいして立派な仕事人生を歩んできたわけではないが、そんな俺でもいくつかの職場で人の上に立つ、要するに上司という立場を経験させてもらった。とはいえ元々そういう他人をマネージメントするといったことを好む性分ではないので、お前は上司としてうまくやれてたか?と聞かれると自信は全くないが、それでもいくつか気がついたことはある。

まず、上司の一方的な指導のおかげで部下が成長するなんてことはほぼない。成長する部下はたとえ上司が何もしなくても勝手に成長するし、上司にできることは成長しようとしている部下の邪魔をしないことくらいだ(残念ながら世の中には邪魔な上司の方が圧倒的に多い)。多くの場合、若い人の方が脳みそは優秀だし、発想も豊かだ。足りないのは経験くらいのもの。だから上司はその経験から得た知恵を部下の人からの求めに応じて与えてあげさえすれば、あとは口を出さずに任せた方が成果はでる。

そして十分に優秀な人たちが集まったチームであれば、上司となる人はチームの人間が自分の意見を遠慮なく言えて、かつそれについてきちんとチーム内で情報共有や議論が行われ、チームや仕事に反映される -たとえ意見が通らないにしても納得がいく課程がある- という安心感を持てる場の空気を作りさえすればよい。

優秀な人というのはきちんと自分の意見があれば言うのでわざわざ上司が意見を聞いて回る必要はない。つまり無理に飲み会を開く必要もないし、仕事時間以外で交流を図る必要もない。逆にそういうことはやらない方がよいと言うこともない。求められるならやればよい。要するに何でもいいから言いたいときに意見が言えて、それがみんなに聞いてもらえるという環境を作ればよい。気にするならそういう環境だと思われているか、意見が言いにくい、例えばこんなことを言ったらみんなから馬鹿にされるから言えないなどといった感覚を部下が持っていないかだけだ。

あとは上司の権限によって決断しなければならないことを滞りなく決断し、それに対して何か問題が起こった際に責任を取るという覚悟だけしておけばそれで十分チームは高い生産性を発揮するはずだ。