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marginalnotes

学んだこと思い立ったことを勢いだけで書く

もっと楽でいいはず

俺が新卒で仕事を始めたとき、多分、多くの企業がそうだったと思うんだけど、余程の専門職以外は1人1台のPCが与えられることもなく、実際に俺が働いていた会社でも専用端末を除いて1つの課に1台のWindows PCが -主に買ってはみたけど使える人がいないという理由で- ほとんど使われることもなく置物になってるような状態だった。

PCを使えば数分~数十分で終わってしまうような計算やら書類作成やら伝票作成やらをそれこそ1日かけてやってたし、作成した書類はすべて紙ベースで、過去の資料を引っ張り出して調べるとなるとそれだけで数時間つぶれるなんてこともざらだった。

付け加えれば、俺はあまりそういう職種じゃなかったけれど、出張なんかでも東京から大阪への出張となれば日帰りってことはほぼなかったし、要するに世の中って結構ゆっくり動いてた。たかだか15年とか20年前の話。

今はその時代に1日かかってたような仕事がPC使って下手すりゃ数分とか数十分とかでできるようになって、生産性って意味ではすごく上がって、同じ時間で多くの仕事、それこそ数倍の仕事をこなせるようになったけど、でもその15年とか20年前にくらべて給料が何倍にもなってないから、単純に今の俺らは昔の人より安い単価で多くの仕事をこなしてるってことになる。

だから同じ給料なら本来はもうちょい労働時間が減ったり、楽になってないといけないと思うんだけど、そんなこともない。テクノロジーの進歩で人間はより楽に、短時間で同じ額のお金を稼げないとおかしいと思うんだけど、テクノロジーの進歩で空いた時間には別の仕事が詰め込まれて相対的に作業量当たりの単価は下がってくってのがなんか残念だなと思う。

人間がやってる仕事を機械が全部やってお金稼いでくれて、人間は働かなくてもお金もらえるって未来が欲しかったんだけど。